11月の月例整体勉強会を終えて
前腕と頭の形の関係
前腕の橈骨(とうこつ)・尺骨(しゃっこつ)の位置関係は、頭の形に影響します。
上のイラストは、右腕の肘から手首を掌側から見たものです。
イラストによりますと親指側と小指側に細い骨が2本ある事が分かりますが、この2本の骨の位置関係により頭の形が容易く変化する事が分かっています。
手や腕の使い方により前腕(肘から手首)が癖付きますと、頭の歪み方も決まってきます。
感情は頭の歪みを形成しますがその一方で前腕から手首の歪み癖は頭や顔にまつわる症状を引き起こすのです。
頭の歪みにより頭痛・目眩(めまい)・吐き気・ふらつき・偏頭痛・顎関節症などを引き起こす場合は、医師にかかる前に腕の歪みを整体にて解決する必要があるでしょう。
姿勢不良が上記のような症状の原因である事は、昨今では理解を深める医師が多いように思われます。
デスクワークを毎日8時間以上こなす方と農作業の方とでは腕の歪みは異なります。
1日中、物を書くお仕事の方とスマホを常に触っている方とでも腕の歪みは異なります。
鎖骨外端ー胸骨 相関
鎖骨の外端は、肩甲骨と繋がり関節を成します。
鎖骨の落ち着き具合が胸の真ん中にある胸骨(きょうこつ)の歪みの原因であるとしたらいかがでしょうか?
上のイラストは、右の鎖骨を水色に着色したものです。
胸の骨の歪みは体幹のシルエットに影響します。
胸骨の左右からは肋骨が繋がり、胸郭(きょうかく)を形成することで肺や心臓を守ります。
胸の歪みが原因で呼吸が浅くなる、胸が苦しく圧迫感を感じる、不整脈などに影響を及ぼしている事実は、整体施術の現場では日常的に感じている事です。
肩が開くと呼吸が楽になる事はどなた様も本能的に理解されていますね。
まとめ
今回は、2名の参加者さんで賑わいました。
次回は、12月18日(日)、2時00分〜5時00分です。
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