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10月の月例整体勉強会を終えて

頭蓋顔面骨縫合緩徐法(ずがいがんめんこつほうごうかんじょほう)

主に顔の骨(頬骨:きょうこつ、上顎骨:じょうがくこつ、下顎骨:かがくこつ)、おでこの骨(前頭骨:ぜんとうこつ)、頭の側面(側頭骨:そくとうこつ)などのつなぎ目(縫合:ほうごう)の歪みやテンションを感じ取り、体表解剖に基づき皮膚越しに当該骨の動きを感じ取り緩める方法です。

皮膚越しに感じる骨の動きは、誘導する方向がある程度決まっています。
それは各骨に対して悪化する、あるいは良化する方向が決まっているから。
左右差を意識するというよりは、右半身なら右半身、左半身なら左半身という具合に左右を分かてそれぞれ当該骨が緩むように導く方法です。
導くと言いましても当該骨の動きに施術者の指先が導かれると表現する方が正しいのかもしれません。
それほどまでに力をかけてはいけない手技ということになります。

施術者が力むと指先に力が入ることになり、繊細な当該骨の自然発生的な動きを察知できなくなります。
あくまでもクライアントさんの自然治癒力を引き出す目的である事を忘れてはいけません。
無理に闇雲に力をかけてしまえばその力学的な影響は身体の他部位の波及しかえって施術を長引かせる結果になるでしょう。

各縫合を記します。
上のイラストの赤丸数字と下記の番号は符合しています。

  1. 前頭上顎縫合(ぜんとうじょうがくほうごう)
  2. 頬骨上顎縫合(きょうこつじょうがくほうごう)
  3. 蝶前頭縫合(ちょうぜんとうほうごう)
  4. 蝶頬骨縫合(ちょうきょうこつほうごう)
  5. 前頭頬骨縫合(ぜんとうきょうこつほうごう)
  6. 側頭頬骨縫合(そくとうきょうこつほうごう)
  7. 蝶鱗縫合(ちょうりんほうごう)

まとめ

4名の参加者さんで賑わいました。
次回は、11月21日です。
月例整体勉強会では随時受講生さんを募集しています。

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