第15回、頭蓋&口腔コラボ施術体験会を終えて
蝶形骨の可能性
蝶形骨(ちょうけいこつ)はこめかみ部分で上のイラストの水色の骨です。
蝶形骨の前方には上顎がある事からもその安定が口腔に及ぼす影響は容易にイメージできます。
蝶形骨の後方には側頭骨があり顔面骨と頭蓋骨の橋渡しをしていることがわかります。
蝶形骨は脳を下から中央で受け止める存在でもあります。
蝶形骨の真後ろは後頭骨の先端とつながる事からも頭蓋顔面骨安定の指標となることがわかります。
顔が歪んで蝶形骨がアンバランスになると眼圧は上がります。
蝶形骨が下がると顔も下がり老け顔になります。
蝶形骨を正しく良い位置で保つことが健康の鍵です。
下顎骨と後頭骨の相関
上のイラストは頭を下から見上げたもので、水色に着色してある骨は、下顎骨(かがくこつ)と後頭骨(こうとうこつ)です。
直接接することのない骨同士ですが、その相関性は深く、上のイラスト内の赤線同士に繋がりがあります。
これについては月例整体勉強会で取り上げます。
黄線部分の大きな穴は脳幹(のうかん)が収まります。
脳幹は脳神経の出入り口で自律神経の束です。
後頭骨が歪み大きな穴が黄線の正中軸からズレると脳幹が圧迫を受けて自律神経の機能低下を起こします。
また、精神状態に影響が及ぶ事もあります。
まとめ
2名の参加者さまで賑わいました。
次回は、6月3日(木)、2時〜5時です。
懇親会は、6時から、当院から徒歩圏内のイタリアンです。
頭と顔の形、お口や顎のトラブルをお持ちの方にぜひ体験していただきたいイベントです。
皆様のご参加をお待ちしています。