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整体師の役割

整体師の役割は、頭痛・肩こり・腰痛・膝痛・足の痛み・首や腰のヘルニア・めまい・吐き気・ふらつき・不正咬合(噛み合わせ不良)・顎関節症・顎変形症など現代医学では治らない病について対応することです。

医師や歯科医師などにかかっても気のせい、運動不足など根拠の無い事を言われて露頭に迷っている医療難民・歯科難民が多くいらっしゃいます。

医療難民・歯科難民が増える原因

現代医学に於ける歪みの概念の欠如

整体で言う歪みとは左右半身のアンバランスでそれは縦軸・横軸・前後軸の左右差です。

縦軸は左右半身の高さ違いで、例えば肩の高さ違いや脚の長さ違い、ウエストの高さ違いなどです。
横軸は左右半身の側方への出っ張りで、例えば右より左の首の横が硬くて張っている、股関節の外側が右の方が出っ張っている、左の頬骨が外側に張り出しているなどです。
前後軸は左右半身の回旋歪みで、例えば右の肩が巻き肩で前方に出っ張っている、右胸の方が前に出ている、おでこが前に膨らんでいるなどです。

歪みの概念が無い現代医学に於いては筋肉や骨格のアンバランスは度外視され、それに伴う症状の理解もなければ歪みを解消する事で症状が緩解する事実も知り得ません。

健側と患側の比較

健側は症状がない側、患側は症状がある側です。
医療難民・歯科難民が多くいる理由は、健側と患側を比較すると言う基本的な診断項目が現代医学に抜けているからです。
現代医学では患側のみにフォーカスを当てて診断と治療を施します。
整体では健側と患側の比較をもとに原因をその左右差に求めます。

感染症やアレルギー疾患や内科的疾患以外の症状の多くは上記に記した左右半身のアンバランスによる歪みの蓄積が慢性化した結果です。

2次元 or 3次元

整体施術は、左右半身のアンバランスを立体的に捉えて調整します。
それは、症状の多くが筋肉や骨格の歪みに起因し、また歪みを解消して左右半身のバランスを取る事で症状が緩解する事を知っているからです。

現代医学は患部を診ます。
その方法は至ってシンプルで画像診断に於いてはレントゲンやMRI画像をモニターを通して2次元の平面データで診断します。

しかし、上記の様に身体は立体的に左右半身のアンバランスを元に歪み症状をあらわしますので平面モニターをいくら眺めてもそこに原因が見つかる事はありません。
見つかるのは歪みの蓄積により慢性化した関節の変形などの結果です。
平面モニターで立体画像を眺めても理屈は同じです。

体表解剖に基づいた触診の欠落

当院では衣類の上から体表解剖に基づき骨や筋肉などの左右差を確認し施します。
それは、腰や骨盤、頭や顎などどの部位においても同じでミリレベルの細かな歪みの確認です。

例えば膝痛で脚が伸びない場合、当院では左右半身のアンバランスを解消する事で膝を伸ばし症状を和らげます。

現代医学では膝に関節内注射をするか湿布の処方です。
湿布を貼っても左右半身のアンバランスは解消されませんので根治療法には至りません。

2種類の整体師

癒し系なのか症状対応系の整体師なのかを分けて考える必要があります。

癒し系の整体師

主にマッサージやストレッチを行う整体師です。

マッサージを行う整体師は身体の歪みを把握する事ができません。
また、お客様の硬くなっている筋肉を物理的に揉んだり押圧する事で施術しますので、筋膜などに歪みが生じ施術事故につながります。
硬くなって凝っている部位を揉んだり押したりして左右半身のアンバランスが解消される程、身体は単純ではありません。
リンパマッサージ、アロマオイルマッサージ、ほぐし屋の類も同じです。

症状対応系の整体師

衣類の上などから皮膚越しに骨や筋肉の動きをミリレベルで察知できる整体師です。
頭・顔・顎・首・肩・腰・骨盤・足などあらゆる部位において細かな左右差を見つけて調整します。

症状対応系の整体師はマッサージは行いません。

理由はマッサージの継続で身体が歪み悪化する事を知っているからです。
具体的には筋膜の歪みです。

当院では他院で施された結果、歪んだクライアントさんの骨格や筋肉の調整をしています。
それはマッサージを受けた事があるお客様があまりにも多いからです。
お客様も他院でマッサージを施す整体師も施術事故の存在を知りません。

理由は筋膜や骨格の歪みの原因がマッサージにある事を知らないからです。
マッサージを行う整体師が終始マッサージを続ける理由は他に施し方を知らないからです。

症状対応系の整体師のスキル

衣類の上などから皮膚越しに身体の中の筋肉や骨の動きを察知するスキルを身に付けるためには最低でも5年から10年は勉強し同時に経験を積む必要があります。

頭から足先までどの骨がどの方向に歪んでいるのかを瞬時に理解出来る触診スキルと施術調整出来る手技スキルが必要です。

触診スキル

触診スキルは体表解剖学の勉強から始まります。
どの骨に触れどの方向に歪んでいるのかは教科書を読んで理解できる物では無く何年も決まったセミナーなどに通い続けて身に付けていく必要があります。

手技スキル

手技スキルは衣類の上から皮膚越しに身体の中で動く骨や筋肉の確認です。
それは繊細でミリレベルの動きで正確な触診スキルの上に成り立ちます。

例えば、腰骨やおでこの左右差が数ミリあるなどです。

身体のつながりを知る

身体の中のつながりを理解し総合的に施術調整する事が求められます。
歪んでいる部位は関連する他部位にも影響を与えて連鎖的に歪みと症状を引き起こします。
この考え方は症状が頭痛や足首痛、腰痛、肘の痛みなど多岐にわたる場合に有効で、患部に原因がない事を知る手掛かりになります。

具体的には、顎と肩や股関節の関係、首の背骨(頚椎:けいつい)と頭のつなぎ目(縫合:ほうごう)の関係、膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)と目の関係、頭と骨盤の関係など枚挙にいとまがありません。

いつまでも治らない腰痛を我慢していると足が痛み出す。
虫歯ではないのに肩こりから歯が痛みだし頭痛に至る。
手を酷使すると首が凝る。

全ては身体のつながりです。

まとめ

  • 整体師は左右半身のアンバランスに原因を求め、現代医学は患側のみに原因を求める。
  • 整体師には癒し系、症状対応系の2種類がある。
  • マッサージで身体が歪む事を知らない同業者が多い。
  • スキル獲得に5年から10年は必要。

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