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肩甲骨のこり

  • 肩甲骨の内側のこり、お仕事や趣味などで手先を無理して
    使いますと、どなたでも肩や背中がこると思いますが、
    肩や背中を自分で揉んだり押したりするには手が届かない、
    そんな時に手の甲のツボを刺激してこりを緩める方法を
    ご紹介しましょう。


    手が身体の縮図であることは、頭痛のページでも記しました。

    上のイラストは、右手の甲を見たもので緑色に着色してある骨は
    手の甲の中にある薬指の付け根の骨です。
    肩甲骨は手の甲ではこの緑色に着色してある骨の場所にあたります。
    細かな場所は、薬指の付け根から手首側に辿って行くと
    手の甲の中に細長い骨を確認できますので目印にしてください。
    上のイラストのオレンジ色に着色してある場所は、中指の付け根の骨と
    小指の付け根の骨の間にあたり、指先で触れると骨の間を確認できます。
    その骨の間を軽く指先でほぐしますと肩甲骨のこりが緩んできます。

    具体的には、緑色に着色してある骨辺りにゼリー状のものが張り付いた感覚、
    または、米粒以下の大きさくらいの粒状のものが触れる感覚、
    骨自体が変形し一部飛び出たような感覚、
    オレンジ色に着色してある場所が固くこったような感覚、
    これらを見つけることがコツです。

    自分で行うときは、反対の指を使います。
    パートナーがいる場合は、お互いに向い合って
    やり合うのも気持ちいいでしょう。

    右の肩甲骨のこりは、右手の甲に反応が出ます。
    左の肩甲骨のこりは、左手の甲に反応が出ます。

    細かな場所がわからない場合でもなるべくオレンジ色に着色してある
    場所あたりを軽く摘まんでいますと肩甲骨の内側が暖かくなって
    解れてくる感覚が得られるでしょうし、力をかけずに
    30~50秒くらいじっと触れていますと背中が緩んできます。

    コツは、力まずに相手の呼吸に合わせることでしょう。
    指の力でほぐそうとすると上手くいきませんので、
    力まずにやってみてください。
    座ったままでも出来ます。


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