あごのゆがみ



  • あごのゆがみについては、あごのページでも少し触れましたが、
    ここでは、更に詳しく書いてみます。

    上のイラストは、顎関節を構成する側頭骨と下顎骨だけを
    取り出したものです。
    左斜め前から見たものです。

    顎関節は左右にありますが、下顎骨自体は一つの骨なので
    右の顎関節の症状の原因が左の顎関節にあったり、または、
    その逆の可能性もあります。
    左右でバランスを取っているのです。

    あごのゆがみを触診するポイントはいくつかあります。
    下のイラストは、下顎骨だけを取り出したものです。
    左斜め前から見たものです。



    イラスト内の赤丸印は、下顎頭です。
    水色丸印は、下顎角です。
    黄色丸印は、顎先です。

    顎関節の位置は、赤丸印のところになります。
    左右にありますので下顎頭のバランスを診ます。
    下顎頭は、例えば、右に対して左が前にあったり後ろにあったり、
    上にあったり下にあったり、外側に出っ張った状態で落ち着いていたり、
    内側に凹んでいるものもあります。

    下顎角は、水色丸印のところですが、
    いわゆるエラの部分ですね。
    下顎角も下顎頭と同じく左右にありますので、そのバランスを診ます。

    例えば、右に対して左の下顎角が前にあったり後ろにあったり、
    上にあったり下にあったり、内側に捻れたり外側に開いたり
    しています。
    歯で言いますと、奥歯の6番歯と7番歯の付けねの所です。

    顎先は、黄色丸印ですが、例えば、右に対して
    左の顎先が前に出っ張ったり、下方(足元側)に下がったり、
    顎先自体が顔の真ん中になく、左右のどちらかに片寄ったりします。
    歯で言いますと、前歯の1番歯と2番歯の付けねの所です。

    ではもう少し詳しく。
    下のイラストは、歯の位置と収まり方、傾き具合などを
    説明するために表したものです。
    イラストの都合上、歯と番号の位置がずれていますので
    ここでは大凡で見て下さい。



    イラストの番号は歯の番号です。
    1番歯が前歯で7番歯が奥歯、8番歯が親知らずです。
    歯も左右にありますので、そのバランスを診る必要があります。
    歯を診ると言いましても、実際に歯に触れることは出来ません。
    皮膚の外から軽く触れるだけで分かります。

    顎先から下顎角までは、1~7番歯。
    その間にある4番歯を大凡中心軸として、
    1~3番歯までが、外側に開くように捻れたり、
    5~7番歯までが閉じるように内側にめくれ上がったりします。
    そのバランスを左右で診るのです。

    8番歯から下顎頭までを下顎枝(かがくし)と言いますが、
    ここも他の場所と同じように左右で異なるゆがみ方をします。

    また、歯の一本一本の傾き具合も診ます。
    調べていくと、歯が内側に倒れて、歯茎が逆に出っ張っているように
    触れたりその逆もあります。

    左右の歯の位置が異なる場合もあります。
    歯の土台である下顎骨が左右でバランスを崩して
    収まっているということは、そこに埋まっている歯の位置が
    微妙に左右で同じ場所にないことも当然考えられるわけです。

    表現としては、例えば右に対して左の6番歯が
    後ろにあるとか前にあるなどです。
    歯の回旋です。

    歯は、首の骨である頚椎(けいつい)とも関係が深く、
    歯の傾きを頚椎の調整で正したり、逆に、
    頚椎を正すことで歯の傾きが変化し収まりが
    良くなることがあります。

    歯医者さんで抜歯後に歯列のバランスに変化が出て
    体調が変わる事もあります。
    そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
    例えば、歯からくる肩こりで、ひどくなると
    肩がこりすぎて歯まで疼きだすなどあります。

    また、歯のバランスは、手や足にも大きく影響をしています。


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