歪み例 手首の痛み(小指側)
【主訴】手首の痛み
手首の痛みについて整形外科などでレントゲンを撮っても原因が映ることはほぼありません。
痛みはあっても骨に異常が見当たらないと軽視されてしまう現代医学の診断法では手首の痛みの緩解は望めません。
以下に整体に於ける手首の痛みの1例を記します。
下のイラストは、左手首の甲側で水色に着色してある骨は手首の細かな骨です。
当院ではこれらの細かな骨の配置や落ち着き具合を皮膚超しに確認して調整します。
イラスト内の赤丸印は、親指側に歪んで出っ張ります。
歪むと言いましても骨の形自体が変わる変形ではなく安静時での骨の位置異常を歪みと表します。
小指の付け根の骨は手首側に歪み(短縮)し外側に開きます。(外旋)
また、大まかに手の甲の外側への全体的な回旋が加わります。(外旋)
結果、手首の関節の隙間が狭くなり関節内に物理的ストレスが継続的にかかります。(黒矢印)
まとめ
- 手首の赤丸印の調整
- 小指の付け根の短縮している骨の調整
- 小指の付け根の外旋している骨の調整
- 手の甲の全体的な回旋の調整
以上の4項目に対して整体施術が必要になります。
長期間の放置による慢性的な症状は、TFCC損傷や筋萎縮をもたらし治りにくくなりますので早めの処置が望ましいです。