頭蓋骨顔面骨調整の意義
当院の整体は頭や顔を含めた全身の骨をチェックします。
頭と顔は、15種23個の骨が立体的に組み合わさって
形作られています。
背骨や骨盤がゆがんで腰痛や肩こりになる様に
頭や顔の骨もゆがみや左右差が生じることで表れる症状があります。
顎関節症、目の痛みと違和感、眼圧上昇、頭痛、頭重感、片頭痛
めまい、吐き気、ふらつき、集中力低下、意識障害、発達障害、
不眠症など枚挙に暇がないですが頭と顔のゆがみの影響は
多種多様な症状をもたらす事に目を向けるべきでしょう。
例えば、頬骨(ほほぼね)のゆがみは顔全体のゆがみとして
見る人に左右非対称なお顔の印象を与えますし、顕著なゆがみ例では
お顔のけいれんなどが表れます。
顎(あご)のゆがみは顎関節症となって開口障害や不正咬合、
顎関節の痛みや顎先の曲がりやえらの張り出しなど
お顔の下半分の輪郭に影響を与えます。
眉骨や目の高さの違いはおでこの骨である前頭骨(ぜんとうこつ)の
ゆがみに起因することが多いです。
こめかみや側頭部のゆがみは片頭痛や耳の高さ違いなどを伴います。
後頭部のゆがみは首の背骨である頸椎(けいつい)と繋がっており
ゆがむことで慢性的な肩こりと首こりをもたらします。
手の形は頭や顎、足の形を決めていますしその逆も言えます。
手と足の形を診ますと頭の形がイメージできます。
頭と顔の骨のバランスが悪い人の手足には左右差があります。
頭痛があり股関節が痛む人の親指はねじれています。
小指が曲がっている人の膝は曲がっており顎や首の付け根にも
何らかのトラブルがあります。
肩が前に巻いて肘がまっすぐ伸びにくい人の顎や脚はねじれています。
捻挫等で足の甲の形に左右差がある人の側頭部と顎にはゆがみがあります。
手首が痛い人は首も痛いことでしょう。
上のイラストのように全身は密に繋がっています。
痛み止めの注射やマッサージを施しても
根本的に治らない理由があります。
体表から確認できる骨の場所は200ほどあると思いますが、
それらの位置異常や形状の左右差とそれに伴う筋肉のねじれなどが
他の部位に影響を及ぼして慢性的な症状をもたらします。
原因を見極めて骨格的なゆがみを整えることで体幹軸の安定性を
保つことが極めて重要になります。