顔の正中線
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上のイラストのオレンジの縦線は顔の正中線をイメージしたものです。
顔の正中線が右、あるいは、左へ曲がっているなどは整体で調整できます。
このページをお読みのお客様は、
「左右対称の顔の人なんていないだろう。」
と思われるかもしれません。
確かにそうですが、ゆがみレベルが大きいですと
いろんな症状に悩まされることがあり、そうなりますと話は別です。
一般的にはゆがみが大きいほど症状も比例して強くなります。まず、おでこの骨が正中からずれますとふらつくことがあります。
ゆがみが大きくなりますとまっすぐ歩けない。
目の圧迫感を感じる。
前頭部が重たく感じ物事に対して集中力がない。
など表れます。眉間のゆがみ。
眉間のゆがみと聞きますと
「眉間ってゆがむの?」
なんて声が聞こえてきそうですが、
眉間のゆがみはあります。
下に記しています、鼻筋のゆがみと関係しますが、
眉間が左右にぶれますと鼻呼吸が苦しくなります。
首の背骨である頸椎(けいつい)や腰の背骨である腰椎(ようつい)の
位置とも関係しています。
左右の眉骨の出っ張り方が違うなどは眉間のゆがみとも
関連して診ることができます。
女性の方でしたらメイクなどで、左は書きやすいけど右は書きにくいなど
よくある相談です。鼻骨のゆがみ。
鼻筋をよく見ると曲がっている人は少なくありません。
おおむね、鼻が右に曲がりますと頭も右に曲がります。
左の場合は左です。
鼻筋の上の方、あるいは下の方など細かく分けて
診ることもできます。
鼻の穴の大きさに左右差がある。
大きく曲がりますと鼻呼吸にまで影響しますから
整体で対処できるレベルであれば早めの対処が望ましいと思います。上顎と下顎。
顎のゆがみを見るとなりますと一般的には難しいのですが
唇の形や口先の向きなどは整体の勉強をしていなくても
参考になると思います。
顎のゆがみも大きくなりますと、
顎関節症やかみ合わせ(不正咬合)など表れます。
口を開けたときに、顎関節が引っ掛かる。
顎先が左右のどちらかに寄る。
えらの出っ張り方に左右差がある。
などはすべて顎のゆがみがある証拠です。
かみ合わせや顎関節症などで歯医者にかかる話はよく聞きますが、
顎のゆがみを調整しないで歯を削ってかみ合わせを調整したり
マウスピースを付ける、歯列矯正を行うなどは
数年後に腰痛や頭痛などが表れる原因となる場合があります。
頬(ほほ)の左右差が気になる。
頬骨に左右差がある場合は、頬の面積が左右で異なります。
頬骨のどちらかが出っ張り反対側は平たいなど感じます。
頬骨の出っ張り方も前方(腹側)に出る場合と外側に出る場合がありますし
混合型もあります。
頬骨は鼻筋以上にお顔の印象を決める重要な場所ですので
特に慎重に調整する必要があります。