眼圧
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定期的にいらっしゃるお客様からの嬉しい報告です。
いきつけの眼科にて眼圧チェックをやっています。
当院で整体を受けるようになってから眼圧が7下がったとの事。
眼科のドクターもビックリして不思議がっていたとのことです。
眼圧の高さは、緑内障と関係があります。眼圧が高いと眼の神経に与えるストレスが
増えると考えられているんですね。日本では、最近になって糖尿病網膜症を抜いて、
1番目の失明の原因となっているそうです。
怖いですね。高眼圧は緑内障進行の最大のリスクファクターで、
緑内障治療の基本は眼圧を下げることだそうです。
視野障害の進行をそれで防ぐという事です。正常眼圧は、10~21 mmHg だそうです。
私の診ているそのお客様は、20→13mmHg に下がりました。整体施術で、目が楽になるケースは、実は珍しいことでは
ないんです。眼球(目)は、顔面骨の窪みに収まっていますが、
顔面骨、頭蓋骨のねじれやゆがみにより、
眼球が収まる窪みの容積が変わると、眼球に何らかの
物理的ストレスが与えられる事はイメージしやすいですよね。眼球が収まっている窪みを眼窩(がんか)といいます。
眼窩を構成する骨は、7つあります。
頬骨・篩骨・上顎骨・口蓋骨・蝶形骨・前頭骨・涙骨
専門用語ばかりだと難しく感じますね。
頬骨(ほほぼね)やこめかみ部分の蝶形骨、おでこの骨の前頭骨が、
目の周りにあるのはイメージしやすいと思います。上のイラストは、右側の眼窩で、右目が収まります。
これらの骨が微妙に左右・上下・前後方向へ位置移動を
起こすことで眼圧に影響が出るのでしょう。整体施術で整顔後に、目や頭がすっきりして、
視野が開けたような感覚になる事は珍しく無いです。いかにこの分野への施術アプローチが大切か、
理解する必要がありますね。眼科領域では、緑内障の原因を眼球に求めますが、
いつまでも目を調べて、周囲の骨の位置を調べないのは、
いくつかの顔の骨が動くという概念が眼科領域の中に
無いからなのでしょう。しかし、眼球自体に原因があって、眼窩でしか診れない疾患も
たくさんあるのは事実です。