顎関節症のための縦軸ライン

腰痛の原因は腰椎や骨盤の安定性の欠如ですが、
その根本原因はどこにあるのでしょう。
お客様によってその原因は様々ですが、
腰椎は頚椎との関連性が高いです。




上のイラストは、腰を背中側から見たもので
青色に着色してある骨が腰椎で5つあります。

骨盤は頭蓋顔面骨との関連性が高いです。
腰椎は5つありますが、その位置関係が
真っ直ぐでないと腰に違和感と痛みが出ます。
その場合、同じくして頚椎にも
似た様な捻れが起こっていることでしょう。




上のイラストは、首を右斜め後ろから見たもので
青色に着色してある骨が頚椎で7つあります。

頚椎の位置バランスを確認して少しでも歪みがありますと
それは同時に5つある腰椎のいずれかにも
捻じれが入っていることになります。

不思議なもので7つある頚椎は
上記に記した頚椎ー腰椎の関連性以外にも
身体の各部位と密接な関わりがあります。

いつまでも治らない五十肩や肩こりなどは
7つある頚椎の下の方(下部頚椎)が
慢性的に捻れ込んで頑固な癖になっています。
下部頚椎の慢性的な位置の狂いは
周囲の筋組織を常に硬くしており
痛みを発していることでしょう。

頭に近い方の頚椎の歪みは
顎のトラブルや緊張性頭痛を現します。
頭の歪みを取っても残る頭痛は
上部頚椎、特に第1~第2系の頑なな
捻れ込みが残っている事でしょう。

頚椎の捻れ方で考えるべきポイントは、上下と側方の歪みです。
上下の歪みとは例えば第3頚椎の右端と左端で
その高さ違いがあると言うことです。




上のイラストは、首を背中側から見たもので
青色に着色してある骨が第3頚椎です。
第3頚椎の右端が頭頂方向に歪み
左端が足元方向に歪んでいるイメージ図です。

側方の歪みは、横方向への出っ張りで
触れると頚椎の出っ張っている側の
首筋がコリコリと硬く感じることでしょう。
反対側は凹んでいます。




上のイラストは、同じく首を後ろから見たもので
第3頚椎が右側へ側方移動しているイメージ図です。

上下と側方の歪みが重複しそこに回旋系の歪みが
加わっている事が頚椎の歪み方の常で
それらが頚椎以外の身体の各部位に
歪みを伝播しているのです。

整体で頚椎を整えますと
頭や手足は真っ直ぐになります。

顎関節症に対する整体では
頚椎以外に顎関節の頭側である側頭骨の調整
更には顎関節と側頭骨の軸の調整
側頭骨の茎状突起の左右バランス
上部頸椎に絡む舌骨の調整までを考えます。

側頭骨前部から下顎角までの縦軸ラインを
下記にイラスト化します。




上のイラストは、頭を右側から見たもので
青色に着色してある骨が頚椎です。
この縦ラインは左側にもありその左右差を調整します。

2つ目に側頭骨茎状突起から頚椎までの縦軸ラインを
下記にイラスト化します。




側頭骨の茎状突起はつまようじほどの形状で
舌骨や咽頭を支える筋肉が付く起始部となっています。

3つ目に側頭骨の斜め後ろの縦軸ラインを
イラスト化します。




上のイラストは、頭を右斜め後ろから見たものです。
耳の後ろ側も前側も同じ側頭骨という骨ですが
その中でもひずみ方はまちまちですので
それらの左右差を整体手技で調整します。

上記の3つの縦軸ラインを整えて安定を図ります。
そして、舌骨。




上のイラストは、のどを右斜め下から見上げたもので
青色に着色してある骨が舌骨(ぜっこつ)です。
側頭骨茎状突起も記してあり舌骨をつながりを持つ
靱帯も見受けられます。
舌骨の下にはのどぼとけがあり上部頚椎とその歪みを
連動させます。

歯科治療中の場合は、その前後で整体施術を取り入れます。
歯列矯正前の場合は、整体施術で顎位の安定を図り
真っ直ぐ開口できる状態にしてから矯正に挑み
その都度、頭蓋顔面骨の歪み補正を行います。

歯列のみ整えて綺麗でも頭やフェイスラインが
歪んだままでは無意味ですからね。


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