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腰痛の原因と治し方

腰痛の原因

腰痛の原因は骨盤と腰の骨(腰椎:ようつい)の不安定性と歪みです。

骨盤の歪み

骨盤の落ち着きと歪みでお尻やウエストのラインと形が決まります。
歪みが大きいとウエストとお尻の形は崩れて不安定性が増し腰痛や歩行障害などになります。
骨盤が安定して歪みが少ないですと腰が痛むことはなくお尻も引き締まりウエストもくびれます。

骨盤の歪む箇所は大まかに、寛骨(かんこつ)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)の3箇所です。

下のイラストはお尻を後ろから見たもので、赤丸が寛骨、黄丸が仙骨、緑丸が尾骨です。

寛骨

寛骨は、片側が前後に倒れるか内外に開閉する事で反対側の寛骨との左右差ができ歪みが生じ不安定になります。

仙骨

仙骨は、仙骨自体が上下に歪みます。
上方向(頭頂方向)に歪みますとお尻の当たりが強くなり仰向けが苦手になります。

下のイラストは、仙骨を左横側から見たもので左の寛骨は取り除いてあります。
水色に着色してある骨は仙骨でお尻の角度が急になってい様子です。

仙骨が下方向に歪みますと歩きにくくなり歩幅が狭くなりお尻の丸みがなくなります。(ペタ尻)

下のイラストは、仙骨を左横側から見たもので左の寛骨は取り除いてあります。
水色に着色してある骨は仙骨でお尻の角度が平らになってい様子です。

尾骨

尾骨は、打撲などで中に入り込むか、仙骨の上方向の歪みにつられて後ろに飛び出すか、下方向の歪みにつられて尾骨も下がり三角座りや浴槽でのしゃがみ込む姿勢などで違和感や痛みを感じる様になります。

腰の歪み

下のイラストは、腰骨をお腹側から見たもので内臓や筋肉は取り除いています。
水色に着色してある骨は腰の骨(腰椎:ようつい)で5つあります。

5つある腰骨の内のいずれかが上下・前後・左右に歪む事で腰の不安定性が増し腰痛になります。
歪みの大きさに比例して痛みが増すのが一般的で酷くなると足を引きずって歩く、あるいはギックリ腰で立てなくなるなどがあります。

腰痛の分類

腰椎椎間板ヘルニア

腰骨が上下・前後・左右に歪む事で腰骨の間にある椎間板に物理的な圧迫が加わり長期化する事で椎間板の内容物が飛び出し神経に触れて痛みや痺れが出ます。
MRI画像で椎間板が突出していても症状がない場合や手術をしても完治しない場合があります。

腰部脊柱管狭窄症

腰骨の歪みが長期化する事で脊柱管が狭くなり脊髄神経を圧迫してしびれが出ます。
前屈みが楽で休憩する事で歩けるなどが特徴です。

腰椎変性すべり症

下の写真は、4番目と5番目の間で神経が圧迫されている様子です。

腰骨のいずれかが前方(お腹側)にずれる事で神経が圧迫を受けてしびれと痛みが出ます。

病院でわからない腰痛

病院では腰痛の90%以上は原因不明です。
上記の写真の様にはっきりと分かるほどのずれでなくても痛みやしびれなどの症状は出ますが、レントゲンで異常が見つからなければ湿布や痛み止めで様子を見る様に言われるのが現状です。
レントゲンやMRIなどの平面写真では立体的な歪みやズレは確認する事はできません。

医師により運動不足を理由に体操を勧める場合もある様ですが体操で痛みが治る事はなくむしろ悪化するので注意しましょう。
体操をして良いタイミングは整体施術で腰骨の安定性が回復してからであって、腰痛患者さんが治すために痛みに耐えながら無理をして行うものではありません。
腰痛体操は痛みが出る前に予防的に行うものです。

マッサージで歪む腰

うつ伏せで受けるマッサージですが、硬いところを押しても歪みは取れません。
マッサージを繰り返す事で腰の筋膜に癖が付き良かれと思って受けているマッサージが痛みの原因になっている事も考えましょう。
硬いところを押すマッサージは手技が大雑把で腰骨の繊細な施術には不向きです。

腰と骨盤の歪みがわかる整体院を選ぶ

整体施術はうつ伏せで腰骨の配列を指先で軽く触れて感じ取り、僅かな歪みや周りの筋肉のアンバランスを立体的に捉えて施術調整します。

まとめ

  • 腰痛の90%以上は病院では原因不明である。
  • 腰痛の原因の多くは腰骨と骨盤の僅かな歪みで起こる。
  • 腰骨と骨盤の微な動きを感じ取る繊細な施術調整が必要。
  • マッサージは大雑把で歪みを作り悪化する。
  • 痛みを堪えて体操すると悪化する。

背中・腰・骨盤

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