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頭頂痛(頭のハチ)

頭頂痛と頭のハチ張りについて解説します。

頭頂痛の原因

頭皮マッサージ、髪の毛を強く結ぶ、きつめの帽子をかぶる、ヘルメットなどがあります。

頭皮マッサージ

美容室や床屋などでスタッフに頭を揉まれて頭頂部に歪みとねじれができます。
揉まれている最中はその刺激によりわからないのですが帰宅してから徐々に調子が悪くなり頭が重たくなり頭痛に至ります。
力を込めたマッサージは断りましょう。

髪の毛を結ぶ

髪の毛を引っ張って結びますと頭皮も引っ張られて頭に歪みとねじれが生じます。
夜会巻きなどが多いです。

きつめの帽子

きつめの帽子を被りますと頭頂部が歪んだまま締め付けられます。
気付かずに毎日繰り返すことで歪みとねじれが強くなります。
ヘルメットも同じ理屈です。

生活習慣による歪み

読書やスマホなどで俯く姿勢が多い方は頭頂骨が前側に歪んでいます。
頭頂骨の前側にはこめかみの骨があり頭頂骨が前側に歪む事でこめかみの骨が圧迫を受けて膨れます。
頭頂骨の下側には側頭部の骨(側頭骨:そくとうこつ)があり、頭頂骨の前側への歪みにつられて側頭骨も前側に歪み膨らみます。

下のイラストは、頭を右側から見たもので上記の歪みを説明しています。

耳の上の縁の上斜め前辺りを触れてぽこっと出ていると感じる方は同じ側の頭頂骨が前側に歪んでいる可能性が高いです。

極端な歪みは片頭痛の原因になります。
また、頭頂骨の前方への歪みは顎がしゃくれやすくなります。(下顎前突)
俯く事で頭頂骨が前側に歪みますと口が開けにくくなり顎先が前に出ます。
俯いた姿勢で口が開けにくくなることを確認してみましょう。

頭頂部の歪み

歪みとねじれの大きさに比例しど頭も大きくなります。
歪みの少ない頭は小さくまとまりすっきりしています。

下のイラストは、頭頂部を真上から見たもの(左)と右斜め後方から見たもの(右)です。

頭頂部の骨は頭頂骨(とうちょうこつ)で左右に一つずつあります。
左右の頭頂骨のアンバランスが歪みやねじれです。
整体施術で頭皮越しに歪みを確認して調整する事ができます。

前方歪み

頭頂骨の前にはおでこの骨がありその真下には眼球が収まります。
頭頂骨の極端な前方(お腹側)への歪みはおでこの骨を通して眼球を上から圧迫します。
左右の目の大きさが違うなどは頭頂骨の歪みから来ている可能性があります。
両方の頭頂骨が前側に歪むと両眼が開きにくくなり、片方だけですと目の大きさに左右差ができます。
まぶたが重たい、目が開けにくいなどを感じている方は当院にご相談ください。

回旋歪み

頭頂骨の片方のみが前方に歪みますと頭のハチの回旋が起こります。

下のイラストは、右の頭頂骨が前方に歪む事でハチが左回旋(反時計回り)しているものです。

頭頂骨の前にあるおでこの形にも影響しおでこが歪むとふらつきます。

側方歪み

左右の頭頂骨の間には溝があり縫合(ほうごう)と言います。
縫合がちょうど真ん中(正中)にあることが望ましく、左右側方に歪む事で首の骨(頚椎:けいつい)や歯列が傾く様にできています。
頭頂骨の外側の縦ラインが左右側方に歪みますと上顎や頬骨や側頭骨が歪む様になっていて同じ頭の中で繋がりがあることがわかっています。

下のイラストは、頭頂骨の側方歪みを現しています。

縫合が左に弯曲する様に頭頂骨が歪みますと首の骨の正面は左側を向くようになります。
頭頂骨の外側の縦ラインが左に弯曲する様に頭頂骨が歪みますと側頭骨は左に傾きます。
側頭骨の傾きは耳の形と開き方と高さなどに影響します。

頭のハチの歪みを治す

歪みを正すためにはそれについて理解のある整体師と出会う必要があります。
片頭痛や目が重たいなどで病院に行かれる方も少なくないですが、概ね検査では異常なしで帰されてしまいます。
現代医学は頭の歪みに対する概念がありませんので原因を見抜く事はできません。
稀に脳腫瘍や他の病気が見つかる場合もありますが数%に過ぎません。
整体院の全てが頭の歪みに長けているわけではありませんので事前に問い合わせて対応可能か確認しましょう。

まとめ

  • 頭のハチが歪む原因は俯く姿勢、頭皮マッサージ、きつめの帽子などである。
  • 頭頂骨の左右バランスが整うと頭のハチが小さくなる。
  • 頭頂骨の前方歪みで目が小さくなりハチが回旋する。
  • 頭の歪みは病院では治らないので理解のある整体院を見つける。

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