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めまいの原因と治し方

  • 急に頭をあげるとクラっとする。
  • フワフワした感じがする。
  • 目の前の景色がぐるぐる回る。

などの症状が一般的です。

めまいの原因

めまいを起こす頭の歪みは側頭部

側頭部には側頭骨(そくとうこつ)という頭の骨が左右に独立してあり、そのアンバランスでめまいが起こります。
側頭骨と隣り合う後頭骨(こうとうこつ)のアンバランスも側頭骨の次にチェックする必要があります。
後頭骨は頭の真後ろに一つあります。
下のイラストは、後頭部を右斜め後ろから見たものです。
右の側頭骨の向こう側に左の側頭骨が透けて見えているイメージです。

後頭骨は左右の側頭骨の間にあって正中(身体の中心軸)にある事が理想です。
後頭骨の内部には小脳と脳幹があり、側頭骨の内部には中耳と内耳があります。

頭の歪みによりこれらの器官がストレスと圧迫を受けて神経機能の低下や周囲血管の循環障害が起こりますとめまいに発展します。
めまいを改善する上で側頭骨と後頭骨のバランスを取る事が最重要です。
当院では側頭骨と後頭骨の施術調整が可能です。

小脳は、身体平衡と体幹と四肢の運動を制御します。
傷害されると平衡と歩様の異常を引き起こします。
脳幹は、自律神経やホルモンなどに大きく関わる意識と生命維持の根幹です。
中耳は鼓膜の内側にあって音の振動を内耳へ伝えます。
また、耳管を通じて鼻の奥と繋がっています。
内耳は中耳から受け取った音を聴神経を介して脳に伝えます。

側頭骨と後頭骨を正しく整えて小脳と脳幹、内耳と中耳のストレスをなくす事でめまいが改善されます。

側頭骨の歪みチェック

具体的な側頭骨と後頭骨の歪み方を解説します。
側頭骨と後頭骨は、頭皮(皮膚表面)から指先で優しく触れてその形状を確認することができます。

耳前の縦ライン

両方の人差し指で左右の耳のすぐ前を耳の上から耳たぶ付近まで左右同時にゆっくり優しく撫でてみましょう。
左右の人差し指が耳たぶまで真っ直ぐの軌道を辿れば側頭部の歪みは少ないです。
もし途中でカーブを描くように人差し指が前後左右にぶれる軌道を感じる場合は側頭部に歪みがあります。
また、耳前縦ラインから顎のエラまで指先が真っ直ぐの軌道を辿るかを確認してみましょう。
上のイラストは都合上、縦ライン(赤線)が斜めになっていますが実際は真下のイメージで良いです。

耳後ろの縦ライン

同じ方法で耳の後ろもゆっくり優しく耳の上から耳たぶまで撫でてその形状を確認してみましょう。
左右同時に行う事でアンバランスが確認できます。
上のイラストは都合上、縦ライン(赤線)が斜めになっていますが実際は真下のイメージで良いです。

慣れてきますと、耳の前側と後ろ側とで歪み方向が逆であったり高さの違いを感じる事が出来る様になります。
ご自身の耳の前後を触り慣れてきたらご家族やお友達の側頭部もチェックして見るのも良いです。
その際、モデルさんは仰向けがやり易いです。

後頭骨の歪みチェック

後頭骨の触診は側頭骨の耳に値する目印がありませんので少し難易度が高いかもしれません。
頭の後ろで両手中指先を付けて掌全体を後頭部に当てます。
後頭部の上から下までゆっくり優しく皮膚表面を撫でる様にその形を感じましょう。

真っ直ぐきれいに掌が上(頭頂部の後ろ)から下(首の後ろ)まで降りてきたらその後頭骨は歪みは少ないですが、もし掌に凸凹や違和感を感じる様な場合は後頭部の歪みがあります。

仰向けで頭が真っ直ぐに置けずにどちらかに顔が傾く人も後頭部の歪みがあります。

めまいの種類

良性発作性頭位めまい症

耳鼻科、医療機関で多く付けられる診断名です。
三半規管に耳石が入り平衡感覚が狂う事でめまいが起こると考えられ、頭を上下に動かしたり左右に倒すことで回転性のめまいが起き、黒目が小さな回転を起こす特有の動きが表れます。

頚性めまい

頚性めまいは首を通る血管が閉塞される事で起こり加齢や食生活による椎骨動脈の動脈硬化が原因と解釈されています。
心臓から頭に向かう動脈は首の前側にある頚動脈と首の後ろ側にある椎骨動脈があります。
頚動脈は顎のエラの下にありドラマなどで首の脈を確認するときに手を当てる場所です。
椎骨動脈は脳幹に栄養を送る重要な血管で首の背骨である頚椎の骨の中を通っています。

下のイラストは、後頭部を左斜め後ろから見たものです。
脳幹が見やすい様に後頭骨と左側の小脳を省いています。

椎骨脳底動脈循環不全

脳幹には視覚と味覚を司る神経があって椎骨動脈の血流量が減少する事で脳幹に血液が十分に行き届かず平衡感覚の神経に不具合が出る事でめまいが起こると考えられます。
文字が二重に見えてぼやけるなどの視覚異常がある。
飲み込み辛い、舌を噛む、味がわかり辛く料理の味付けが濃くなるなど味覚の異常がある。
横の物を取る、後ろに振り返るなど頭を左右に振り向く動作でめまいが起こり「良性発作性頭位めまい症」と同じく黒目が不規則に動く特有の動きが表れます。

自律神経めまい

冷え性、多汗などがあれば自律神経の異常からくるめまいを疑いますしストレスや悩みからくる心因性のめまいもあります。
めまいの他に手足のしびれやしゃべり辛いなどがあれば脳梗塞などの脳の異常を疑いますので医療機関での精査が必要ですが異常なしで戻ってくる事が殆どです。
稀ですが動悸、息切れ、胸が痛くなるなどがあれば不正脈などの心臓疾患を疑いますのでこの場合はかかりつけの担当医に相談しましょう。

耳鼻科のめまい診断の現状

耳鼻科では側頭骨と後頭骨のアンバランスを診る事がありませんので、患者さんは中々治りません。
耳鼻科領域では特に内耳の機能そのものに原因を求めますが精査をしても明確な異常が見つかる事は少なく抗めまい薬を処方され様子見を指示される方も多いです。
専門医でも診断が難しく有効な治療が見つからずに何年も苦しみ続けている患者さんが多いのはドクターが頭の歪みに理解がないからです。

現代医学では、多くの患者さんが良性発作性頭位めまい症と診断されますが、診断されたところで薬は効かないと当院のお客様から相談を受けています。
お客様の頭の歪み、側頭骨と後頭骨を触診しますと左右アンバランスの方が多くいます。
整体施術で側頭骨と後頭骨のアンバランスを解消する事で、めまいが改善されていく例を当院ではいくつも経験しています。

頚性めまいと椎骨脳底動脈循環不全は側頭部と後頭部、首の骨(頚椎:けいつい)の歪みで説明が付きます。
ホースをねじると水の出が悪くなる様に、不良姿勢や生活習慣により頭や首の歪みが起こる事で脳内や首の動脈に物理的圧迫が生じて小脳や脳幹、中耳や内耳に血液が回らずその機能が著しく低下しめまいを起こす事は十分に考えられます。
頚性めまいの方の首のゆがみは一般的なゆがみと比べて、また隣り合う後頭骨や側頭骨のゆがみと合わせて極端に歪んでいる場合が多いです。

首の骨は7つありますが中でも上から1番目と2番目と3番目のゆがみが極端で整体施術でゆがみを調整する事で首周りの皮膚温度が十分に暖かくなる現象を何度も確認しています。
良性発作性頭位めまい症については耳鼻科の先生の中にも懐疑的な意見があります。

不良姿勢や頭痛、肩こり、首こり、猫背などと合わせてめまいを発症している患者さんが多いことや、一時的に首や肩の筋肉を緩める事でめまい症状が改善させる場合が多い事から、上記の様な理由が当てはまるのではないかという専門家の意見が増えつつあります。

まとめ

  • めまいは頭の形状と歪みに起因し特に側頭骨と後頭骨が影響する。
  • 耳鼻科や病院ではめまいの多くは、良性発作性頭位めまい症と診断される。
  • めまいの原因を姿勢の悪さから来る筋肉や骨格の歪みと考える専門家が増えている。

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