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股関節の痛み

股関節の痛みの原因と治し方

股関節の痛みの原因

股関節の痛みは骨盤の歪みやねじれなどの不安定で起こります。
股関節は骨盤の一部なので股関節の安定性は骨盤の安定性に依存します。
当院では股関節の施術に於いて骨盤調整も行います。

下のイラストは、右の股関節を右斜め前から見たもので、水色に着色してある組織は靭帯で股関節の強度を保つために関節に巻き付いています。

股関節の付け根は骨盤の下側にあり大腿骨頭が骨盤にはまり込む形になっています。
左右の骨盤の歪みの影響を直に受けるのが股関節と言えるでしょう。
股関節の歪み方向は骨盤の歪み方向と逆側を向く事で体幹の安定性を保っています。
例えば、骨盤の正面が右を向く時、左右の股関節は左側を向いていることが多いです。

股関節の歪みポイント

股関節の施術調整は骨盤の歪みやねじれを改善することから始めます。
骨盤のページを参照してください。

鼠径部(そけいぶ)

鼠径部は股の前のV字の所で中に股関節が収まっています。
鼠径部の歪みやねじれは骨盤の歪みの影響を受けます。
股関節の痛みは鼠径部の痛みと同じです。
骨盤の歪みを調整して鼠径部のバランスを改善します。

下のイラストは、右鼠径部を斜め前から見たものです。
黄色四角で囲ってあるところが鼠径部で水色に着色してある筋肉は股関節を曲げるための筋肉です。
赤の線は動脈、青の線は静脈、黄の線は神経です。

鼠径部の中には股関節を曲げるための筋肉と足へ向かう神経と血管があり、鼠径部のバランスが崩れる事で股関節の動きの制限や冷え、足への神経症状などが出る事はイメージしやすいでしょう。

大転子(だいてんし)

大転子はお尻の真横の骨の出っ張り部分で外側から触れて確認する事ができます。
注意深く触って左右の大転子の位置を確認しますと左右差を感じる事でしょう。

下のイラストは、右の股関節を斜め前から見たものです。
黄色丸印は大転子で、青丸印は股関節です。
水色に着色してある筋肉は足を外側に開くための筋肉で大転子に付いています。

股関節の歪みやねじれは大転子の左右の位置で確認する事ができ、その左右差が大きいほど大転子に付く筋肉の働きに影響します。
大転子の歪みやねじれの大きさに比例して痛みも強くなり、さらに歪みが増すと脚の開き方に左右差が出たり歩行時に傷みが出ます。
整体施術で大転子のアンバランスを改善し付着する筋肉の働きを最善に保つ事が大切です。
自分の姿を鏡に映してお尻の横の出っ張り具合を確認してみましょう。
左右差があれば大転子に歪みがあります。

変形性股関節症

乳児期の臼蓋形成不全、発育性股関節形成不全を含む。

患者さんの中には中高年層や高齢者が多いことから加齢が原因とされていますが、高齢者の多くが股関節の痛みで悩まされていないことを考えますと真の原因は他にあると言えるでしょう。

骨盤や股関節の歪みやねじれをケアせずに長年放っておくと股関節自体にストレスがかかり徐々に軟骨がすり減りやがて変形して行きます。

膝や腰骨の変形性関節症も同じ理屈で変形に至るまでには長期的な歪みやねじれに耐えてきた関節の負担があります。
何ら理由もなく関節が変形を始める事はありません。
関節の変形後や人工関節の手術後でも整体施術は可能ですが早期での施術調整に勝るものはありません。
少しでも股関節に違和感を感じたら骨盤や股関節の歪みに理解のある整体院にかかりましょう。

病院で治らない理由

病院にかかりますとレントゲンを取りますが概ね関節や骨に問題はなく具体的な治療はありません。
痛み止めや湿布を処方されても対症療法に過ぎず歪みやねじれが改善される事はありませんので関節への負担もそのままです。
現代医学には骨盤や股関節の歪みやねじれに対する概念がありません。
担当医が患者さんの骨盤を直接施術調整することも当然ありませんので根治には至りません。

股関節の痛みを整体院で治す

骨盤と股関節の歪みやねじれに理解のある整体院を選びましょう。
骨盤や股関節はお尻の筋肉がありよくマッサージを受ける場所ですが、それでは歪み調整にはなりません。
強く揉むとかえって悪化する場合もありますのでマッサージやストレッチを行う整体院は避けましょう。

まとめ

  • 股関節の痛みの原因は加齢ではなく骨盤と股関節の歪みとねじれにある。
  • 股関節の歪みポイントは鼠径部と大転子。
  • 股関節変形後や人工関節の手術後でも整体施術は可能である。
  • 現代医学には歪みやねじれの概念がないので根治療法はない。
  • マッサージなどで揉むとかえって悪化する事がある。

股関節・ひざ・足

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