ふらつき
ふらつきの原因
ふらつきはおでこの歪みが原因です。
おでこを見てみましょう。
下のイラストの水色に着色してある骨はおでこの骨(前頭骨:ぜんとうこつ)です。
おでこは頭頂部の前で目の上にある一つの骨です。
おでこを上下左右に分けて歪みを確認しますとそのアンバランスに気付きます。
当院ではおでこを上下左右6分割にして歪みを詳細に調整しています。
下のイラストはおでこを上下左右に6分割したものです。
おでこと頭頂部のつなぎ目(冠状縫合:かんじょうほうごう)やおでこの下部にあたる眉骨の左右差、おでことこめかみの骨(蝶形骨:ちょうけいこつ)との縫合の位置、おでこと頬骨のつなぎ目の位置なども症状により歪みを確認しますが説明が複雑になるのでここでは割愛します。
おでこの真ん中の縦軸が真っ直ぐ正中にある事、おでこの上下左右のバランスが取れている事がふらつきを治める最低条件です。
おでこが歪むきっかけ
主に生活習慣ですが稀に打撲や外傷、事故の後遺症などもあります。
感情
考え事や悩み事が多い方はおでこがこって歪みます。
感情や思考はおでこの歪みに現れます。
読書やスマホ
読書やスマホなどを長時間触る方はおでこに歪みが入ります。
俯く姿勢を続ける事でおでこは前方(お腹側)に出っ張ります。
坐位で膝の上に手を置いて右の掌を下に向けて左の掌を上に向けるとおでこの真ん中の縦軸は右に弯曲し、左の掌を下に向けて右の掌を上に向けるとおでこの真ん中の縦軸は左に弯曲します。
この事からも読者や長時間のスマホで腕を酷使し疲労を溜め込むことはおでこを歪ませる原因になります。
怪我や事故
おでこをぶつけて歪んだままなどはあります。
手術後の皮膚のつっぱり(瘢痕形成:はんこんけいせい)も場所によりおでこの歪みの原因になります。
おでこの歪み例
下のイラストの赤矢印は歪み方向で真ん中の赤の波線は正中の歪んだ縦軸です。
右のおでこの中段が内側に歪む事で出っ張り左のおでこは凹んで外側に開くように歪みます。
右のおでこの上段と下段は頭頂方向に、左のおでこは足元方向に歪んでいます。
左のおでこの下段が足元方向に歪む事で左目の眼圧が上がり目が重たく感じ目が小さくなりまぶたが開けにくくなります。
ご自身でおでこの歪みを確認する場合は、おでこの左右の同じ場所を指先で軽く触れてみて凹凸を確認してください。
左右差が少しでもあれば歪みです。
おでこの歪みによる症状
- ふらつき
- 眼圧上昇
- 眼瞼下垂
- 眉毛の高さ違い
- 目の大きさの左右差
- 視力低下
- 集中力の低下
- 前髪の収まりが悪くなる
- 前頭部の頭痛
これらの自覚症状がある場合はおでこの歪みがありますので当院にご相談ください。
ふらつきの原因がおでこの歪みにある場合、病院で検査しても原因不明となります。
理由は現代医学に頭の歪みの概念がなくそれに伴う症状の有無が知られていないからです。
稀に脳内の病変などが見つかる場合もありますので病院で検査を受けることは大切ですが概ね陰性です。
頭痛薬でも治らない場合はおでこの歪みが大きくなっていますのでお早めにご相談ください。
まとめ
- ふらつきの原因はおでこの歪みに起因する。
- おでこは上下左右で複雑に歪む。
- おでこが歪むきっかけは生活習慣・感情や思考・怪我や手術後の傷痕などがある。
- おでこが歪むと眼圧上昇・目の大きさの左右差・集中力の低下などを招く。
- 頭痛薬で治らない場合のおでこの歪みは大きい。