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歪み例 首筋の張り

首の骨(頚椎:けいつい)を整体で調整する目的は配列を正しくし保つ事です。
首の骨が正しい配列を保つことで首にまつわる症状が緩解します。
なんらかの首筋の張りを感じるときは首の骨の配列に異常があり首筋に触れる事でコリを感じるでしょう。

マッサージを受けるとコリ部分をほぐされますが、首の骨の配列が綺麗になることはなく逆に悪化する場合が殆どです。
マッサージで揉んでも良くならないことは体感的にわかっていても特に他の方法がわからないときはまたマッサージを受け続けるでしょう

歪みの解説

上のイラストは首を前(お腹側)から見たもので、水色に着色してある骨は上から4番目・5番目・6番目です。
歪み例として首の骨の右側(向かって左側)が前側(お腹側)に出っ張って下方(足元方向)に下がっています。
イラストには記していませんが周囲の筋肉に物理的な圧迫が生じてコリをもたらすでしょう。

正すべきライン

整体施術において首の骨の配列を正す為に意識するべきラインがあります。

  • 椎体(ついたい)外側ライン
  • 横突起前結節(おうとっきぜんけっせつ)ライン
  • 横突起(おうとっき)ライン
  • 横突起後結節(おうとっきこうけっせつ)ライン
  • 棘突起(きょくとっき)横突起中間ライン
  • 棘突起外側ライン
  • 棘突起中央ライン

上のイラストは左から首の正面、首の左側面、首の真後ろです。

椎体外側ラインの椎体は背骨の前半分にありますが、前方は食道や気管があるので触れることは困難です。
特に意識したい場所でその歪みは他の整体法ではほぼ見落すでしょう。

横突起前結節ラインの前結節は筋肉で言いますと胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)の前縁と捉えていいでしょう。

横突起ラインは、首の真横です。
筋肉で言いますと胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)の筋腹と捉えていいでしょう。

横突起後結節ラインは、筋肉で言いますと胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)の後縁と捉えていいでしょう。

棘突起横突起中間ラインは、首の斜め後ろで形状的に少し凹みを感じるラインです。

棘突起外側ラインは、いわゆるうなじです。

棘突起中央ラインは、うなじの真後ろです。

目がぼやけて視界がスッキリしない。
頭がはっきりしない。
鼻が詰まって呼吸が浅い。

首の配列調整を行いますとこれらの症状が緩解する事からも五感にまつわる症状と首の歪みは関わりが深いと考えられます。

上のイラストの水色に着色してある筋肉は胸鎖乳突筋で半透明にしてあります。
鎖骨の内側から伸びて耳の後ろの頭の骨に付く事からも鎖骨や頭の歪みが生じた時にその間にある首の骨が歪みながらバランスを保つことが予見出来ます。

まとめ

  • 首の骨(頚椎:けいつい)は7つありその配列の不均衡はミリレベルの歪みから症状をもたらすほど繊細である。
  • 上記の理由からマッサージは日常的に受けるべきではない。
  • 鎖骨(体幹)や頭の歪みによる身体的バランスを保つ為に首の骨も歪むものと推測できる。

首・肩

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