施術前後のCT画像 Nさん
以下のCT画像は全て整体施術のビフォアフターで約30分後の変化です。
Nさん、女性
【主訴】ふらつきなどの不定愁訴
頭がふわふわする
下の画像は、頭の垂直断面で首の骨の位置に合わせています。
赤四角は首の骨で頭との接合部です。
beforeでは傾いていますがafterでは真っ直ぐです。
頭と首の接合部は脳幹(のうかん)があり脳神経と自律神経の中枢です。
下の画像は、断面の位置を前後に数mmずらしたもので同じ所見が窺えます。
before画像のような首の歪みは不定愁訴をもたらし歪みの大きさに比例して精神的影響にまで及びます。
整体施術で頭と首の軸を真っ直ぐに正すことが大切です。
afterでは首のシルエットが細くなっています。
首の歪みと頭のバランス
真っ直ぐな首の上に頭が正しく乗ることは健康を保つ上で最低条件です。
第2頚椎での水平断面
7つある首の骨(頚椎:けいつい)の上から2番目の高さの水平断面です。
緑楕円は上から2番目の首の骨です。
beforeでは反時計回り(赤矢印)に回旋していますが、 afterでは左右対称になり回旋は治まっています。
首が歪む事でその中にある脳幹が物理的圧迫を受けます。
整体施術で首の歪みを正して脳幹の圧迫を取り除き神経機能の回復を図ることが出来ます。
第3頚椎での水平断面
7つある首の骨(頚椎:けいつい)の上から3番目の高さの水平断面です。
緑楕円は上から3番目の首の骨で黄楕円は喉です。
beforeでは首の骨が右に寄っていますが、 afterでは真ん中にあります。
整体施術で首の骨を調整する事で嚥下(えんげ)・呼吸・咀嚼(そしゃく)・舌位(ぜつい)・噛み合わせなどが楽になります。
まとめ
- 医療機器の進歩により整体施術効果を客観的に分析できる。
- 整体施術で頭蓋骨と首の調整を行う事でふらつきや呼吸障害、腕の痺れなどの不定愁訴が解消する。
- 整体施術による頭蓋骨と首の調整は脳幹の圧迫を和らげ脳神経と自律神経機能を回復させる。
撮影協力:石田歯科クリニック
撮影機器:歯科用CT
CBCT(Cone- Beam Computed Tomography)
KAVO社製「3D eXam+」