施術前後のCT画像 Bさん
以下のCT画像は全て整体施術のビフォアフターで約30分後の変化です。
Bさん、女性
鼻中隔弯曲
下の画像は、頭の水平断面で鼻の高さに合わせています。
画像の上がお顔側で下が後頭部です。
黄楕円は鼻中隔(びちゅうかく)です。
beforeでは左に寄っていますがafterでは真ん中に近づいています。
赤丸円は後頭部の内側の骨の突起です。
beforeでは左に寄っていますがafterでは真ん中にあります。
鼻中隔と後頭部の中心がお顔と頭の真ん中に戻る事で頭痛などが治り息が深く入り呼吸が楽になります。
顎の歪みと顎位の安定
顎位(がくい)は文字通り顎の位置の事で頭から下顎がぶら下がっている構造上、歪みの無い頭に対してのみ顎は安定し噛み合わせや顎関節症になるリスクを減らすことにつながります。
下の画像は、口の水平断面で下の歯の高さに合わせています。
上半分の画像は上がお顔側で下が後頭部です。
下半分の画像は歯を正面から見ています。
赤丸円は下の歯です。
beforeでは右に寄っていますがafterでは真ん中にあります。
黄楕円は首の骨です。
首の骨の前方に前歯の真ん中が位置することが望ましいです。
beforeでは左に寄っていますがafterでは真ん中にあります。
緑楕円は鼻中隔です。
前歯と首の骨と鼻中隔の真ん中が縦一列に綺麗に並ぶ位置が理想です。
beforeでは右に寄っていますがafterでは真ん中に近づいています。
上半分の画像の頭の輪郭を比べますとafterがより対称になっている事がわかります。
第2頚椎での水平断面
7つある首の骨(頚椎:けいつい)の上から2番目の高さでの水平断面です。
赤丸円は下顎で黄丸円は第2頚椎です。
beforeよりafterの方が赤丸円と黄丸円が垂直に並んでおり首の前に下顎が正しく位置している事がわかります。
また、下顎の横幅が復位(ふくい)する事で締まっていることがわかります。
復位は骨が正しい位置に戻り安定する事です。
第3頚椎での水平断面
7つある首の骨(頚椎:けいつい)の上から3番目の高さでの水平断面です。
赤丸円は下顎で黄丸円は第3頚椎です。
beforeよりafterの方が赤丸円と黄丸円が垂直に並んでおり首の前に下顎が正しく位置している事がわかります。
まとめ
- 医療機器の進歩により整体施術効果を客観的に分析できる。
- 頭蓋骨調整で鼻中隔、首の骨、前歯などが頭と顔の真ん中に近付き整う。
- 頭蓋骨調整は顎の安定に寄与する。
撮影協力:石田歯科クリニック 歯科医師 石田亮人先生
撮影機器:歯科用CT
CBCT(Cone- Beam Computed Tomography)
KAVO社製「3D eXam+」