手首の大事
- 当院に来られるお客様の半分以上の方は、手首が悪いです。
お客様自身に自覚はありません。
挙げられますが、余程悪くならないとこれらの症状は出ません。
広がり手首自体が楽になります。
固まって動きの悪い手首が一般的には悪い状態です。
動くけども動きにくい、動きに引っかかりがある、
いっぱいまで曲げると曲げにくい、
曲げると痛む、手がつけない。
いろいろあります。
捻じれ癖なんです。
それに伴う全身のトラブルで手首も固くなります。
・掌屈・・・掌を下に下げる
・橈屈・・・親指側に曲げる
・尺屈・・・小指側に曲げる
・回旋・・・手首をねじる
親指以外の4本の指は、手首から遠いので
親指に比べて、手首への影響は少ないです。
親指の付け根は、手首に近いので整体施術上は、
親指のねじれ癖も手首と合わせて診る事が多いです。下記のイラストは、橈屈・尺屈のイメージ図です。
左の手のひらです。橈屈・尺屈は、手首の水平方向の動きです。
全く親指側に曲がらないのは、明らかな異常です。
大抵の方は、尺屈しやすく橈屈しにくいです。
親指側に曲げにくいです。
また、左右で手首の関節の動きに差がある事もあります。
左より右の手首の動きが悪いなどです。
原因にもなります。
逆方向にねじれ癖が付いている状態です。
ですので、整体施術上、手首を触診検査する場合は、
手首がどちら側にひねりにくいかを確認します。
手首はひねりやすい方にゆがんでいます。
内側にねじれて盛り上がっている事があります。
下のイラストは、左手を手のひら側から見たものです。
赤丸で囲ってある所が、 母指球(ぼしきゅう)です。母指球は、平たいほうが良いです。
盛り上がっているほど、親指が開きにくく
パーしにくい手のひらになります。
親指の動きと柔軟性に関係します。
手根骨を見てみましょう。
下のイラストは、右手を手の甲側から見たものです。
イラストの上側は手首側、下側は指先側になります。
赤丸で囲ってある骨が、手根骨です。
この骨は、首の骨である頚椎と関係が深いです。
舟状骨の左右のバランスが頚椎のゆがみを決めます。
両手の手のひらを軽く開いたパーの時は、
顔を右に向いたり左に向きたりするときに動きは均一です。
小指の付け根に向けて折り曲げた状態にしてください。
左手は軽くパーして下さい。
そのまま顔を右に向けてください。
その代わり左には向きやすくなっています。
折り曲げた状態にしてください。
右手は軽くパーして下さい。
そのまま顔を左に向けてください。
その代わり右には向きやすくなっています。
動き易さは元に戻っています。親指の付け根の骨である舟状骨の位置が、
頚椎の回旋(ねじれ)を決めているのです。
誤解を招かないために付け加えますと、
舟状骨のみが頚椎の動きを決めている訳ではありません。
他にもありますが、ここでは割愛します。
腰の背骨である腰椎(ようつい)と関係が深いです。
また、お尻の筋肉ともつながりがあり、三角骨を操作する事で
お尻を解す事が出来ます。
腰の背骨である腰椎(ようつい)と関係が深いです。
また、あごとも繋がっています。
尾骨と関係が深いです。
有頭骨(ゆうとうこつ)。
骨盤の真ん中の骨と関係が深いです。
この骨がずれると手首痛と腰痛になることもあります。
骨盤と関係が深いこの有鈎骨は、薬指の付け根から
手首側にたどると触ることができます。
手首が固く関節が詰まりますと、頭と首の繋ぎ目が凝ります。
手首が固い人は、首の上側が凝っている人です。
逆に手首から全身を調整できる整体法もあります。
骨盤、尾骨、鎖骨、肋骨、頭蓋骨、顔面骨、あご、首など。