腕がだるい
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腕がだるい、だる痛い。
そんな時は、力こぶの筋肉が固くなって凝っている事が多いです。
力こぶの筋肉は、上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)と言います。上のイラストは、右の上腕二頭筋を前から見たものです。
筋トレをされる方は腕を太くするために鍛える筋肉でもあります。
二頭筋なので、筋肉の端は2つあります。
二頭の筋肉の始まりは肩甲骨ですが、よく見ると
微妙に位置が違いますね。肩甲骨の動きが悪いと上腕二頭筋が凝ってくることは
上のイラストを見ますとイメージしやすいですね。
肩甲骨の左右のバランスが腕の動きを決めていると言っても
過言ではありません。肩甲骨の左右のバランスは、頭蓋骨では側頭骨のバランスで
決まります。
側頭骨の位置が良いと、肩甲骨の位置もバランスも良いです。
肩甲骨のバランスが良いと、腕の動きが楽になりますので
上腕二頭筋が力むことはありません。因みに、側頭骨の位置が極端に悪くなりますと、
肘が伸びなくなります。上腕二頭筋に限らず、
筋肉が硬くなると血液、リンパ液の
流れが悪くなりますので、腕の代謝が落ちていつまでも
だるさが抜けないんですよね。上腕二頭筋を緩めるには、軽く指で摘み動作を
2~3回しますと、柔らかくなります。上腕二頭筋が緩むと身体の力も抜けてリラックスできます。
力んでいた自分に気付くことでしょう。側頭骨の位置が極端に悪いですと、上腕二頭筋を摘むだけでは、
効いてこない場合もあります。
その場合は、側頭骨の調整から行うとスムーズに行くでしょう。