背中痛



  • 背中の痛みです。
    専門的には背部痛と言います。

    背中が痛くなる方は、身体が硬い方に多いです。
    背中が凝るようなお仕事や単調な作業を続けることで
    休養しても疲労が抜けず、背中が痛むのが一般的です。

    疲労と歪みの蓄積です。
    身体がゆがんでいるから休養しても疲労が抜けないという
    負の連鎖もあります。

    背中痛の方は、先ず腕の筋肉が硬いです。
    特に前腕の伸筋です。
    前腕の伸筋を整体法で緩めることで、
    腰から背中が楽になります。

    一般的なリラクゼーションサロンや揉み屋さんでは、
    30~60分、時間いっぱいまで背中を押したり揉んだりする方法が
    ありますが、先ず、揉む方が身体を壊します。
    指を痛めて止む無く廃業される同業者も少なくありません。

    頭では、側頭部に歪みがある場合、
    背中の左右のアンバランスが生じます。

    ちなみに後頭部は、背骨や頚椎、仙椎などに影響します。

    側頭部の歪みを整体法で調整することで背中が緩みます。
    側頭部がゆがんでいるということは、その影響は
    手や足にも現れているでしょうから、手と足から
    整体法を施しても良いです。

    うつ伏せで背中の左右の硬さと高さを診ます。
    そして、整体法を施して背中が緩んで来ればOKです。

    頭がゆがんでいる方ほど、脚と足首はゆがんでいます。
    背骨のゆがみに起因する痛みもあります。

    胸の背骨を胸椎(きょうつい)と言います。
    胸椎は、縦に連なって背骨を形成していますが、
    このうちの一つ以上が、少しずれることで違和感や痛みが
    生じる場合もあります。

    背骨を見てみましょう。




    胸椎は、12個あります。
    その一つを取り出してみましょう。




    なんとも複雑な形をしています。
    上のイラストの左のものは、胸椎を上方向、頭の天辺から
    見下ろした角度のイラストです。
    イラストの下側がお腹側、上側が背中側です。
    上のイラストの右側の胸椎は、身体の右横から見たものです。
    イラストの右側がお腹側、左側が背中側です。

    胸椎の個別のゆがみを説明するために、
    第七胸椎を取り出してみましょう。
    下のイラストは、第七胸椎を上方向、頭の天辺から
    見下ろしたものです。
    イラストの上側がお腹側、下側が背中側です。
    赤丸印の骨の突起は、背骨の中央の凸凹になる部分です。
    胸椎の真ん中の穴には、脊髄神経が通ります。




    第七胸椎を右に回旋させてみましょう。
    イラストの上側、お腹側の正面が右を向きました。
    赤丸印の骨の突起は、正中より左側にズレたように
    なっています。
    右側の緑丸印は、より背中側に突き出て
    左側の緑丸印は、逆にお腹側に凹んでいる状態になっています。




    この場合、右の緑丸印の骨の突起が身体の中から
    背中を押す格好になりますので、右の背筋が膨れて凝ります。

    第七胸椎を左に回旋させてみましょう。



    この場合、左の緑丸印の骨の突起が身体の中から
    背中を押す格好になりますので、左の背筋が膨れて凝ります。

    胸椎が単体で回旋した場合は、背筋や背中に違和感が
    現れますが、逆に、背筋や背中に違和感や痛みがあるときは
    必ず胸椎の回旋があるかといえば、それは違います。

    まとめますと、
    側頭部のゆがみに起因するもの。
    前腕伸筋の硬さに起因するもの。
    ・骨盤の回旋に起因するもの。
    ・肋骨の回旋に起因するもの。
    ・内臓疾患による関連痛。
    などです。

    また、上に挙げた理由に対する真の原因もあります。
    それらは例えば、指のゆがみや踵の骨のねじれ、歯列などです。

    身体は相互にゆがみがからみ合って、痛みや違和感を現します。
    痛みのあるところに原因が無い事の方が多いです。


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