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捻挫骨折後の足首

捻挫で骨折後に残る足骨の歪み例です。

距骨(きょこつ)の内旋
距骨を真上から見下ろした時に
内側の角がさらに内側に向くように
回旋している歪みで、
左の距骨なら時計回りに
右の距骨なら反時計回りに
歪んでいる格好になります。

下のイラストは、左足を頭頂方向から見下ろしたもので
緑色に着色してある骨は距骨です。
内旋することで内側が出っ張っている感覚は
触れることで確認できます。

舟状骨(しゅうじょうこつ)の内旋
距骨の前には舟状骨があります。
舟状骨が内くるぶし側へ倒れこむように
位置している時の歪みです。

下のイラストは、左足を頭頂方向から見下ろしたもので
緑色に着色してある骨は舟状骨です。
内くるぶしの少し前が出っ張ている場合や
外脛骨(がいけいこつ)はこのタイプの歪みになります。

立方骨(りっぽうこつ)の内旋
立方骨は踵骨(しょうこつ:かかとの骨)の前にあります。
立方骨がめくれ上がり外くるぶしに近づくように
回旋している歪みがあります。

下のイラスト参照お願いします。

第5中足骨(ちゅうそくこつ)の外旋
足の捻挫方向に第5中足骨がめくれ下がっている
歪み方で外側重心に陥りやすいのが特徴です。

第5中足骨の後ろ側には立方骨が隣りあいますが
立方骨と第5中足骨の回旋方向が逆方向を
呈していることにこの歪みの着目ポイントがあると
言えるでしょう。

下のイラスト参照お願いします。

中足骨(ちゅうそくこつ)の短縮
反対側と比べて悪い方の中足骨が
短くなっている歪みです。
実際に骨の長さが変わるわけではありません。
安静時で収まっている骨の位置の問題提起です。

下のイラストは左足を外側から見たもので
上記3つの内容をまとめています。

楔状骨(けつじょうこつ)の内旋
舟状骨と同じく楔状骨も内旋しています。

下のイラストは左足を頭頂方向から見下ろしたものです。

いくつかの足骨の歪み方をそれぞれ把握することで
細かな調整が可能です。

足骨の安定は立位バランスを高め
脚の軸を真っすぐに保つことで
症状の寛解と消失に役立ちます。

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