頭痛と頭重感



  • お客さんに仰向けに寝ていただき、頭を優しく触れた時に
    どの程度の頭の辛さであるかが概ね分かります。
    普段から診ているお客さんなら尚更です。

    直接手で触れながら頭蓋骨などを調整するときは、
    触れた感じで、頭蓋骨全体を風船と例える時に破裂しそうな
    イメージを受けたときに使います。
    頭蓋骨が緊張している頭は、触れてみますと動きが硬いものです。

    直接法での頭蓋骨調整は、頭頂骨(※1)や
    蝶形骨(こめかみの骨)(※2)などそれぞれの骨の位置を

    触診します。

    頭痛・頭重感がはっきりしているほど、後頭骨などの動きの幅が
    左右で違う、若しくは、動きのタイミングが左右で異なる、
    などあります。

    オステオパシーの本などを見ると5gで頭蓋骨を触れるとあります。
    調理用のデジタルはかりなどがご自宅にあれば、一度はかりに
    指先を乗せてみて、5gがいかなる圧かを感じてみるのも
    いいでしょう。
    意外にも微妙な圧なんですよね。

    力で頭蓋骨の各パーツを調整するという考えは原則、
    捨てることです。

    調整したい骨に静かに指を当ててしばらく放っておくと
    その
    骨が動き出します。
    触れている私の手にお客さんの骨が同調して動き出す
    イメージです。

    実際には、1cmも2cmも動くわけはないのですが、
    それくらいの動きがイメージとして捉える事が可能です。

    その動きを感じ取る為には力を入れて該当の骨に触れていては
    敏感な骨の同調を感じ取ることは出来ません。

    動く骨のイメージを感じとることが出来たら
    後はその動きに術者の手を通して身を任せる
    ことになります。

    骨の動きが止まるころには骨は正しい位置に矯正され
    治まっていることになります。

    お客さんの頭に触れるときの心得がもしあるなら、
    治してやろうという思いは別のポケットにしまう事が
    コツになるのかもしれません。

    治してあげようという思いがないと出来ないお仕事ですが、
    それを術者の指を通じてお客様の患部に伝えてはダメなのです。
    あくまでもお客さんの骨が同調するまで待って
    骨の動き幅に合わせてあげる心構えが必要なのです。

    指ヨガや高麗手指鍼などで間接的に症状を取る方法もあります。
    自分で自分の頭を動かすのであれば、間接的な調整法の方が
    楽ですよね。

    指ヨガは、「深く息を吐きながら手や指の関連部位を刺激し、
    息を吸いながら緩める。脳に刺激を与え、ヨガと同様に
    血行促進や諸症状の緩和、自律神経のバランスを整えるなどの
    効果が期待できる。」
    とあります。



    上記の方法で手のひらや指の該当箇所をほぐすんですね。
    ご家庭で出来る健康法にもなります。
    関連本も出ているみたいなので、気になる方はどうぞ。

    高麗手指鍼は、柳泰佑(ユー・テウ)さんが創始者で、
    学会の名誉会長になっているようです。





    先ほど紹介しました指ヨガも高麗手指鍼をヒントにされているので
    イラストの指と身体の部位の位置が似ています。

    手の指や手の甲の骨の位置を真っ直ぐ正すことで、
    足や頭が真っ直ぐになったりゆがみが取れたりすることは、
    当院でも確認が取れています。

    頭を真っ直ぐにする場合は、中指もしくは上のイラストには
    ありませんが、親指でも可能です。
    自分の中指や親指の先が曲がっていないか左右で
    チェックしてみるのも良いかもしれませんね。


    ※1 頭頂骨(とうちょうこつ)。
      頭蓋骨の一部で、頭の天辺の骨。
      通常は、左右に1つずつある有対の骨です。
      下のイラストの赤い骨が頭頂骨です。

      


    ※2 蝶形骨(ちょうけいこつ)。
      頭蓋骨の一部で、こめかみ部分の骨。
      こめかみは左右にありますが、頭の中で繋がっている
      一つの骨です。文字通り、蝶が羽を広げたよな形をしています。

      


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