• 膝は太ももの骨とすねの骨の接合部で前側に
    お皿の骨が付いて膝の関節となります。
    膝の痛み、違和感はよくあることです。
    膝関節を見てみましょう。




    上のイラストは右膝を前から見たものです。
    緑色に着色してある骨は膝蓋骨(しつがいこつ)でお皿の骨です。
    上側の骨が太腿の骨、下側の骨がすねの骨です。
    左下にある細長い骨は腓骨(ひこつ)という骨です。

    膝の痛みがなかなか引かない場合は、
    整形外科を受診するのが一般的でしょう。
    しかし、整形外科でレントゲンを撮っても骨や軟骨に
    異常があることは少なく痛みの原因がレントゲンでは
    分からないことが多いです。

    逆にレントゲンで痛みの原因が分かる程度のものは、
    よほど重症ということになります。
    変形性膝関節症などはそれにあたります。
    関節面の輪郭、形がいびつになっている、軟骨がすり減っているなど。

    レントゲン上、骨の形が綺麗でも水が溜まる事はあります。
    その場合は整形外科では注射針を刺して水を抜きます。
    水は関節液のことです。
    膝関節の炎症反応で関節内に関節液が溜まります。
    注射で関節液を抜いても原因に対する処置ではないので
    無理をしますとまたすぐに溜まります。
    膝の水を抜く作業を繰り返している人は結構います。
    医者も他にやりようがないのです。

    関節面がすり減って滑らかで無くなった膝に対しては、
    潤滑剤を注射で入れます。
    これも対処療法ですので一時しのぎに終わることが多いです。

    整体では太ももの骨とすねの骨のねじれ、
    お皿と半月板の位置を直接あるいは間接的に調整します。

    整形外科ではレントゲン画像を診ますが、
    すねの骨のねじれや半月板の位置を言うことはありません。
    それは整形外科領域にそういう概念が無いからです。




    膝関節のねじれは足首や踵の骨と合併してゆがんでいる場合が
    ほとんどです。

    膝が悪い人は仰向けで膝を三角にして脚を立たせると、
    概ね外側に倒れます。
    または脚の力を抜くことで外側に倒れます。
    それは足首とすねと太ももの骨の軸が合っていないからです。
    太ももとすねの骨の軸が合っていないと間に挟まっている
    半月板は正常な位置を保てません。

    太ももとすねの骨の軸が合っている脚はまっすぐ伸びて綺麗な脚です。
    ですから痛みとは無縁です。
    水が溜まる事も通常ありません。

    太ももの骨が外側に開くと太ももの外側の筋肉が張ります。
    張っている太ももと同側の側頭骨は外側に膨らんでいます。
    太ももの外側の筋肉を締めることで同側の側頭骨が締まります。
    側頭骨の締まりは出っ張っている頭の骨が平たくなるイメージです。
    側頭骨は耳の周りの骨です。
    悪い時は耳の上数センチのところが外側へ張り出します。

    頭の膨らみと脚のねじれは相関しています。
    脚がねじれると太ももやふくらはぎの筋肉に無駄な力が入り
    凝ったり張ったり浮腫んだりします。

    次にすねの骨です。
    すねの骨がまっすぐでない場合は顔面部で言いますと、
    が外側へ張り出します。
    顎が膨らんでいる側と同側のすねの外側の筋肉が張っています。

    を締めることで踵がまっすぐになりすねの筋肉の緊張も解れます。
    また足をまっすぐにする事でも顎が締まります。

    すねに力が入って脚全体が慢性的に疲れている人は、
    腕も凝っています。
    腕の凝りは肩凝りのように自覚症状が表れにくいので、
    訴える方は少ないですが筋肉を触診すると硬いのが分かります。

    肘から手首までを前腕(ぜんわん)と言いますが、
    前腕の筋肉が硬いですとすねの筋肉も硬くふくらはぎは太くなります。
    太いふくらはぎは全体を摘むと痛みがあります。

    が真っ直ぐで綺麗な方は脚も真っ直ぐで膝も綺麗です。
    膝に関係のある指は特に親指と小指です。
    小指は薬指と共にかばんや買い物袋を持ったりピアノや弦楽器などで
    使ったりスポーツなどでラケットを握るなどあります。
    そんな小指の使い癖が膝にゆがみとなって現れる事も珍しくありません。
    自分の指を眺めて真っ直ぐでない場合は要チェックです。


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